そもそも、お彼岸とは仏教の行事です。
春分と秋分を中心とする一週間の期間をさし、この期間は先祖供養をするのが習わしとなっています。
また、この世を「此岸」と言うのに対し、悟りや安らぎの境地を「彼岸」と呼びます。
春分と秋分には、太陽が真東から昇って真西に沈むので、此岸と彼岸の距離が最も近くなる、
つまりこの世とあの世が近くなると考えられています。
そのため、この時期に先祖供養を行うことで、私たちも浄化され、
またご先祖様からの応援をパワーアップしていただくことができるということです💞
お彼岸の期間は、肉や魚を避け、野菜中心の精進料理を食べることが推奨されており、
これ自体も修行の一環とされています。
また、お彼岸に欠かせない食べ物といえば、おはぎ・ぼた餅ですね。
もち米にあんこをまぶした甘いお供え物は、収穫に感謝し、
ご先祖様と共にその恵みを分かち合うという意味が込められています。
そして、実はお彼岸は先祖供養だけでなく、
六波羅蜜と呼ばれる六つの徳を実践する精進の期間でもあります💐
布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧という六つの徳を実践することによって、迷いの多い此岸から、
悟りの世界に行く彼岸へと近づくことができるということなのですね。
ですので、お彼岸の行事は、私たち一人一人が悟っていくためにやっているものなのだということを
知っておいてください。
ご先祖様に感謝をすることによって、あなた自身が悟りに近づくことができるのです。
魂の行き先「幽界」と「霊界」とは
私たちは、この地球で生きている限り、全員が死に向かって生きています。
誰一人として死からは逃れられません。
しかし、何をもって死とするのか?ということを少し考えてみてください。
私たちは地球上で、お母様からいただいた肉体で生きています。
肉体が死を迎えると、心臓や脳が動かなくなり、体の中に入っていた魂が抜けた状態になります。
魂という存在は、実はシルバーコードというものによって肉体と紐づいています👗
これが切れて魂だけが抜けていくのです。
肉体は死んでしまったけれど、まだシルバーコードが完全に切れておらず、
肉体から解放されていないという状態の魂が集まるのが「幽界」という場所です。
ここで自分が地球での死を迎えたことを理解し、次の「霊界」という場所に行くための準備をするのです。
幽界にいる期間は平均49日と言われておりますので、人が亡くなった時には49日の供養を行うわけです。
幽界までは地球の周波数とさほど変わらないので、生活もそんなに変わらず、
飲んだり食べたりもすることができます💋
一方、霊界は高次元の領域です。
完全にシルバーコードが切れ、物質的な束縛がゼロになるので、物質間や時間や空間の制約なく、
霊的な学びが得られるようになります。
生前の自分の行動や考え方に基づき、魂の浄化や波動の状態によって、
霊界のどこに行くかが決まるのです🌟
あなたの苦労は魂が磨かれてきた証
霊界という場所では、自分と同じ波動をもつ、1000人くらいの人々の魂と共同生活をすることになります。
物質界の地球では「本音ではこう思っているけど、うまくやっていくために隠しておこう」と
いうようなことができますが、霊界ではそれができません。
本音が全部バレてしまうので、魂が磨ききれていないものも全部表層として表れてしまうのです💦
そういった魂の周波数が同じ人たち同士で集まることになるわけですね。
そこから次にどこへ行くかは人それぞれです。
天使として地球上の人々をサポートする役割に回る人もいれば、また地球で新しい肉体の中に入り、
魂磨きをしていく人もいます。
地球では肉体があるので、違う周波数の人たちとも交流したり、ぶつかり合ったりすることができます。
それによって成長していくことができるというのが地球での生活の醍醐味なのです。
つまり、もし今あなたが苦しい思いをしているとしても、
実はご自身がそれを望んで地球に転生してきたのだということです。
私たちはわざわざ苦労するためにこの地球に転生してきました💧
色々な人と交流し、ぶつかり、自分の魂のランクを少しでも上げるために、
この物質界へとやってきたのです。
今まで苦労してきた人生は、あなたが魂のレベルを上げようと頑張ってきた証なのです。
あなたが地球上で苦労ばかりの人生を生きていたとしても、
それは決して無駄ではなく、魂が磨かれているのです🎶
守護霊・指導霊からのサポートを受け取ろう
一方、ご先祖様たちの中には、霊界から地球を見守ることを選んだ方々も大勢いらっしゃいます。
この方々は常にあなたにサポートを送ってくださっていますので、あなたが許可をすれば、
サポートが入ってくるようになります。
霊界にいらっしゃるご先祖様たちに「サポートお願いします」と伝える行為の一つが「お供え」なのです🎁
お供えをする時には、いくつか注意事項があります。
なんと私たちには、計算上、1.7兆人ものご先祖様がいることになります。
この方々からサポートをいただくことになるので、
もちろん1.7兆のご先祖様に対してご挨拶をしなければなりません。
この数字を頭の片隅に入れておいてください。
また、私たちには一人一人に守護霊と指導霊がついています。
守護霊はあなたの安全を守り、指導霊はあなたが天命を果たすために導いてくれます✨
ですから、「私なんて何の価値もない」と思うのではなく、
「私には彼らのサポートと導きを得る価値がある」ということを腑に落としてあげてください。
そして、そのサポートに対する感謝の気持ちを持ってください。
私たちは、毎日寝ている間に、守護霊さんと指導霊さんと会議をしています。
その日の反省をし、明日はどんな1日にしようかと相談をしているのです😊
つまり、眠っている間にあなたは幽界や霊界との交流をし、彼岸へ行っているわけです。
「寝ている間に彼岸と交流しているなら、お供え物なんてしなくていいんじゃないの?」と
思った方がいるかもしれません。
しかし、そうではないのです。
起きている間、いわばあなたが本番の舞台に立っている最中に、
宇宙から応援をもらうための許可となるのがお供え物なのです。
ここを理解していただければ、お供え物の重要性が分かっていただけるかと思います。
お供え物でご先祖様と繋がる方法
私はお供え物は梨にさせていただきました。
旬のものは自然の恵みの象徴です。
お供えをする時には、ご先祖様が喜ぶと思われる新鮮な果物や野菜、
みずみずしいエネルギーを感じられるものを選んであげてください🎀
もちろん、お米やお餅も良いですし、お酒やお茶、お花でも良いです。
また、故人の好きだったものでも構いません。
一番大切なことは、感謝の気持ちを込め、
ご先祖様に本当にそこにいらっしゃるのを感じていただくことができるということです。
そして、もしご先祖様の名前が分かるのなら、ぜひ呼んでさしあげてください。
家系図とかがある方は、それを見るだけでも構いません。
名前にはすごいパワーがあるので、名前を呼んで感謝しながら、
あなたがどんなサポートを受けたいと思っているのかを伝えてください🌼
「いつも私たちの幸せを守ってくださってありがとうございます。お彼岸のお供え物として、
この梨のエネルギーを受けて、みなさまが霊界の中でさらに幸せにお過ごしになられることを
心からお祈りさせていただきます」というように伝えると、
ご先祖様はしっかりとそのエネルギーを受け取って、あなたに応援エネルギーを送ってくださいます。
今日は仏壇をしっかりと清めて、ご先祖様への心からの感謝を伝えましょう。
仏壇がないという場合は、蝋燭を置いて「これを仏壇とする」と決めればOKです🌈
そして、お供えした物は、お下がり物として、感謝してよく噛んでいただきましょう。
1つのものを分かち合うことによって、あなたとご先祖様がしっかりと繋がり、
応援エネルギーを受け取ることができます。