やる気を入れる2つの脳スイッチ
「やる気」とは出そうと思って出るものではありません。
しかし、脳の中のある仕組みを活用すると、自動的にやる気を継続させることができるようになります💞
脳の2つの【やる気スイッチ】をご説明します。
やる気スイッチ①痛み
水着でコンテストに出なければならなくなったと想像してください。
普段から鍛えていない方は、「ぽっこりしたお腹を見られたくない」という思いから
ダイエットを頑張ろうと思うかもしれません。
これが、「痛み」を避けるために生まれるやる気です💥
やる気スイッチ②快楽
先ほどの例で、引き締まったボディをみんなに披露して「素敵!」「スタイルがいい!」と褒められたいから
ダイエットを頑張ろうと思う方もいるでしょう。
これが、「快楽(喜び)」を得るために生まれるやる気です🌸
やる気が継続しないことで悩んでいる方は、「痛みを避ける(鞭)」か「快楽を得る(飴)」か、
いずれかを与えれば人間は必ず前に進めるということを理解してください。
脳は変化を嫌う
脳は「変化」を嫌います。
脳の最も大事な役割は、自分を生存させることなので、
未知の環境や新しいことへの挑戦を「危険かもしれない」と判断し、現状維持させようとするのです。
これこそが、私たちのやる気を削いで三日坊主にする脳の仕組みです。
例えば結婚する前のマリッジブルーはまさにこの脳の働きによるものですし、
DVに遭ってもパートナーと別れない人の脳の中でも同じメカニズムが働いています。
ゆえに、「現状維持」という脳の仕組みをうまく使えば、
やる気が持続する状態を意図的に作ることが可能なのです✨
その鍵は報酬系脳内物質ドーパミンにあります。
ドーパミンは、心地良いことを続け不快なことは避けようとする性質を持っています。
ダイエットを始めてすぐに体重が落ちたら「もう痩せた♪」と嬉しくなり、
この喜びをまた得たいためにさらにダイエットのやる気が出た経験はありませんか?
このように「楽しい」「嬉しい」と感じることでドーパミンを分泌させ(「快楽」のスイッチ)、
その状態を「現状維持」させるのが、人生が勝手に大成功する脳の自動化の方法です🌿
やる気を自動化し人生を成功に導く3つのステップ
「やる気」と脳のメカニズムの密接な関係についての理解を踏まえ、
「やる気が自動化する3つのステップ」を次にお伝えします。
ステップ①あらかじめ環境を整えておく
抵抗なく行動を始められるようあらかじめ準備をしておくと、
意志の力に頼ることなくやる気を自動化できます❗
例えば朝のジョギングを続けたいのであれば、
夜寝る前にジョギングシューズやウェアなど必要なものを全て用意しておくといいです。
ステップ②小さな成功体験で脳に報酬を与える
「快」の感覚はドーパミンを分泌させますので、どんな小さなことでも「できた!」と思うことで
脳は「もっとこの感覚を感じたい!もっとやりたい!」と考え始めます。
1mmでも前に進んだら、その努力を自分で認め、褒めてあげてください💗
するとドーパミンの働きで自動的にやる気が継続されるようになっていきます。
ステップ③習慣化する
ある行動が繰り返し行われると、脳はその行動を省エネモードで処理しようとし始めます。
この性質が作動し一旦行動が習慣化されてしまえば、その後は努力なしに続けられますので、
人生が勝手に成功に向かいます💐
やる気を自動化する[脳科学×成功習慣]6つの最強ハック
習慣化するために私が今でも実践している具体的な方法をお伝えします。
①とにかく手帳に書く
お化粧する時間、寝る時間、打ち合わせの時間、パートナーとゆっくりする時間、
お風呂に入る時間に至るまで、1日の行動の全てをスケジュール帳に入れると、
脳の本気スイッチが必ず入ります📖
手帳に書き込むことでやるべきことが可視化され、
脳の証拠集め機能RAS(ラス)が手帳に書いた内容の“証拠集め”を始めるため、
自然とそれを行動に移せる状態になっていきます。
②1mmでもやったら褒める
どんな小さなことでも行動に移せたことは必ず褒めてください🌟
褒めることでドーパミンが分泌し、やる気が強化された状態を、脳に現状維持させます。
できなかったことは忘れましょう!
③ゴールに達した状態を想像する
脳は現実と想像を区別しませんので、想像した瞬間、私たちは脳内でそれを体験します💎
④人に宣言する
言葉と行動の不一致を好まないという脳の性質を利用し、
やりたいと思ったことは人前で宣言してください(「公言効果」)🌿
※「やりたいことは人に言わない方がいい」という考え方もありますが、
私は自分自身に効果のあった「公言効果」の方をおすすめしています。
⑤達成したら祝う
達成したら、自分で自分に乾杯し「おめでとう!」とお祝いします🍷
これは公言するのと同じくらい大事ですので、絶対に忘れないでください。
褒め忘れると、脳が「せっかく達成したのにご褒美をくれないのね」とやる気を失ってしまいます。
褒め続けることで脳の中にドーパミンが安定的に分泌されますので、
とにかく1mmでもやったことは褒め続け、習慣化を加速させていってください。
⑥やらなければいけない「場」を設定する
例えばダンスやピアノなどであれば発表の場を設定しておくということです🎹
発表会があると、そこに向かって真剣に練習しますので、目標を何も設定しないより確実にうまくなり、
その結果やる気も上がる好循環が生まれるのです。
最後に、絶対にやってはいけないことをお伝えします。
それは、「やる気の出ない自分を責める」ことです💦
自分責めをすること=自分の細胞を攻撃することですので、
いずれ体にも心にも不調を来してしまいます。絶対にやめましょう。
人生が勝手に大成功する1日のルーチン大公開!
朝起きたら、例えば「5分だけ運動をする」「5分だけちょこっと断捨離する」といったように、
どんなことでもいいので「今日の1mm」を決めましょう💓
お昼には、例え1つでもいいことがあったり1mmでも何か上達したりしたら、
「私はすごい!」「私、偉い!」と口に出して褒め、自分の脳をいい子いい子してあげてください🍀
夜は、1日の中でできたこと、お祝いできることを数えて自分で自分に乾杯🍷
そして次にやることを決め、ゴールに達した自分を想像しながらSNSなどで公言し
「予定」にしてください📱
私がコロナ禍に始めた朝ライブを通算2000回近くこれまで毎日続けて来れたのは、
こうして配信を予定に入れ、みなさんに宣言し、
自分で自分をいい子いい子して脳をしっかりと味方につけているからです。
ぜひ今日から6つの最強ハックの実践に取り掛かってください。
これを繰り返すことで、あなたの脳の中でやる気が自動化され、
人生が勝手に成功に向かい始めるはずです💝