タフティとは、ロシアの作家ヴァジムゼランドさんが書いた本で、
「タフティ・ザ・プリーステス」のメソッドをまとめたものです。
これは「引き寄せを超える法則」として評判になっており、
トランサーフィンの概念をさらに発展させた現実創造法の解説として注目されています。
私もタフティをすぐに実践してみたところ、驚くべき結果が出ました。
レンタカーが壊れたと思ったら、なぜかオープンカーになって帰ってきたり、
アメリカズ・ゴット・タレント(AGT)のチケットを無料で手に入れて、
しかもパサデナのオーディトリアムの真ん中の席に座れたりと、
とてもびっくりする出来事が次々と起こりました。
タフティを理解する上で最も重要なことは、私たちが生きている現実は、
自分の頭の中にある「映画のスクリーン」に映し出されているものだということです。
つまり、私たちが見ている現実は、内側のスクリーンに映し出された映像なのです。
ここで大切なのは、タフティとは何かを完全に理解することよりも、
自分が望む未来を作るのに便利なツールだと捉えることです❗
MBAの教授から教わったように、「研究していることと成功することは必ずしも一致しない」のです。
スティーブ・ジョブズもビル・ゲイツも大学を中退し、
アンソニー・ロビンズに至っては大学に行っていません。
つまり、タフティの理論を詳しく説明するよりも、
それを使って何が現実にできるかということに焦点を当てることが重要です🎀
内側のスクリーンを変えて外側の現実を創造する
次は実際に現実を変える方法について深掘りしていきましょう。
私たちが生きている現実は、まるで映画のスクリーンに映し出されているもの💝
そして、私たちはその映画に没入しているだけです。
この理解が現実創造の鍵になります。
例えば、私の経験では、コロナ禍で対面の英語スクールの売上がゼロになった時、
「オンラインビジネスにフォーカスすればいい」と内側のスクリーンを変えました。
オンライン、オンライン、オンラインと思い続けた結果、今では7つの講座すべてがオンラインになり、
世界中を旅しながら会社を経営できる現実を創り出せたのです。
肩甲骨の上には「糸プレート」があり、そこから自分の意図するエネルギーが放出されています。
「絶対に世界を旅しながら仕事ができるビジネスを作る」と思えば、
そのエネルギーが現実を形作っていきます。
タフティでは、これを「台本を書く」(スクリプティング)と言いますし、
量子力学的には「フォトンを打ち上げている」ということになります。
内側のスクリーンで何を望み、何に没入するかによって、
外側のスクリーンである現実が変わっていきます🌟
自分の思考が現実を作り出しているのです。
没入と演じきることで現実を加速させる方法
タフティの核心は「演じきる」ことにあります。
タフティは「演じなさい、それを演じきりなさい、すでに叶ったように」と言っています💫
私は、アンソニー・ロビンズの通訳をした時、6000人の前で話すという状況で、
30名の日本からの参加者に同時通訳を届けなければならない時がありました。
正直、怖かったです。
でもその時、「できる、できる」と自分に言い聞かせ、完全に没入して演じきりました。
何も考えず、ただなり切ってやり切りました。
これは自信がないという状態とは真逆です。
自信がないということは、結局「演じきれていない」ということです。
映画館で女優さんが「自信がなくて…台本見ながらでいいですか」なんて言ったら、
その映画を見たくなくなりますよね。
アカデミー賞を獲得する演技とは、完全に没入して役になりきることです。
心臓外科医が初めての手術で「自信がない」と手が震えていたら、その手術台で患者は寝られません。
心臓外科医として覚悟を決めてやるしかないです。
この覚悟が、現実創造の「演じきる」ところに繋がります。
没入して演じきることで、現実の変化は驚くほど加速します🌸
自分の思考が現実を作り出すスピードは、没入度と演じきる覚悟によって決まるのです。
崖コースか平坦コースか、変化のスピードを選ぶ
ここでは「どのスピードで変化を起こしたいか」という選択についてお伝えします。
現実創造には二つの道があります。
一つは「崖コース」、もう一つは「平坦コース」です。
どちらを選ぶかで現実の変化スピードが決まります。
先日、パートナーのデイビッドと一緒にビーチに行った時の話をしましょう。
私は目の前のビーチに早く行きたくて、遠回りの平坦な道ではなく、崖を降りる道を選びました。
尻持ちをつきながら「できる、できる」と言いながら崖を降りていったのです。
デイビッドは平坦な道を選び、15分後に到着。私は5分で着きました。
これが現実創造のスピード選択です。
崖コースは変化が急激で、プレッシャーも大きいけれど早く目標に到達できます🌈
平坦コースはゆっくりだけど安全です。
どちらが良い悪いではなく、自分で選ぶものなのです。
私はアメリカ移住も決めてから2ヶ月後には実現しました。
なぜなら完全に没入したからです。
決めた時点で、私の頭の中ではすでにアメリカに住んでいました。
崖コースを選べば変化は早いですが、それだけプレッシャーも感じます。
でもそのプレッシャーを「これが早いコースだからね」と楽しめるかどうかがポイントです。
現実創造がなかなか実現しないと文句を言うのではなく、
「自分はゆっくりコースを選んでいるんだ」と理解することが大切です🎀
私は速いコースを選んでいるから、それだけの抵抗もありました。
速さを選べば、それに伴う挑戦も受け入れる必要があります。
どちらを選ぶのも、自分の決断次第です。
映画の監督になり、人生の台本を書き換える
ここからタフティの真髄に迫りましょう。
私たちは映画の登場人物ではなく、自分の人生の監督にもなれます。
タフティでは「3つ目のスクリーン」という概念があります。
これは「内側のスクリーン」(思考や感情)と「外側のスクリーン」(目の前の現実)を超えた、
自分を俯瞰して見る視点のことです。
タフティではこれを「センタースクリーン」とも呼びます。
サウナにいる時に「私が選んだサウナに来るという選択をした」と気づいたように、
このセンタースクリーンの視点に立つと、私たちは常に自分の人生を選択していることが見えてきます💎
これは車のナビゲーションのように、近くの道だけでなく全体の地図を見渡せるような視点です。
この視点から見ると、現実は映画のスクリーンに映し出されたものだと理解できます。
例えば、ホラー映画に没入して怖がっていても、「あ、これそういえば私がホラー映画にしただけだった。
じゃあラブロマンスに変えちゃおう」と台本を書き換えることができます。
これがタフティの本質的なパワーです。
私が作家の麻田次郎さんの通訳をした時、彼は「俺はただの嘘つきだから」と言っていました。
これはまさに「演じきる」ということです。
小説という脚本を書く時に「嘘」をつくのは自分を欺くという悪意ある行為ではなく、
自分を信じ込ませることなのです🪻
フィンランドに行くと決めたら、頭の中はもうフィンランドのサウナにいる。
そうやって自分の台本を書き換えてください。
タフティの現実創造法を実践すれば、自分の思考で現実を作り出すことができます🌿
あなたも映画の監督になり、自分の人生の台本を書き換えてみてください!