毎日の生活の中で「疲れた」と感じることは誰にでもあります。
その疲れの大きな原因の一つが、「承認欲求」なのです💦
承認欲求は、アメリカの心理学者アブラハム・マズローが提唱した欲求階層説において、
自己実現の一つ手前に位置づけられている欲求で、誰もが持っているものです。
しかし、承認欲求が強すぎると、周りからの評価や賛同を過度に求めてしまいます。
私が通訳者として活動していた時も、先輩よりも上手くなりたいというエネルギーを出しすぎて、
周りとの関係を悪化させてしまいました。
このように、承認欲求が強すぎると、常に他者からの評価を気にして疲れてしまうのです😰
承認欲求モンスターの正体を知る
承認欲求モンスターは、日常生活の中で様々な形で姿を現します。
典型的な特徴として、「ねえねえ、私のこと見てよ」「認めてよ」という無意識的なエネルギーを
発することが挙げられます。
家族関係では、「なんで長男は大丈夫なのに、弟はこんなに大変なんだろう」
「長女は次女と違ってなんでこうなんだろう」といった比較の形で現れることがあります。
職場では、「なんでこのスタッフは常に認められたがるんだろう」と
周囲を疲れさせる存在になってしまうこともあります。
承認欲求モンスターは、集合意識の中で私たち全員が繋がっているからこそ、
周りにも影響を与えてしまいます💧
特に注意すべきは、この承認欲求モンスターは無意識レベルで働くため、
自分では気づきにくいという点です。
しかし、周りとの関係性の中で起きる様々な問題や衝突は、
承認欲求モンスターが引き起こしている可能性が高いのです💥
低次元から高次元へ承認欲求を変換する
次に、承認欲求モンスターの解決方法をお伝えしていきますが、
承認欲求には「低次元」と「高次元」の2つのレベルがあります。
低次元の承認欲求とは、他者からの評価や賛同を求める欲求です😥
SNSでの「いいね」を求めたり、肩書きにこだわったりする行動として表れます。
私の場合、以前は通訳の現場で「大きな声で自信を持って話せばいい」と思い込み、
表面的な対処で乗り切ろうとしていました。
しかし、それは周りにすぐに見透かされてしまいました。
一方、高次元の承認欲求とは、自分で自分を認める状態です💞
これは決してナルシストになるということではなく、
むしろ、自分の人生の創造主として、自分を大切に扱うということです✨
高次元の承認欲求に移行できれば、他人の評価に振り回されることなく、
自分の価値を見出すことができます。
そうすると、不思議なことに周りからの評価を気にしなくても、自然と周囲との関係が良好になっていきます。
自己承認で人生を軽くする実践法
承認欲求を高次元に変換する重要性を理解したところで、具体的な実践方法をお伝えしていきます。
まず大切なのは、自分が人生の「源(ソース)」であることを認識することです🌸
自分の内側を整えることが、外側の現象を変える鍵となります。
承認欲求モンスターを手放すための具体的な実践例として、SNSでの経験が参考になります。
承認欲求が強い時期には、投稿してもなかなか「いいね」がつかないという現象が起きます。
これは、自分の投稿が「認めて欲しい」というエネルギーを発していたためです。
このような状況を変えるためには、まず自分の内側を整えることが重要です🌿
例えば、SNSに投稿する前に「この投稿は誰かの役に立つだろうか」と自問することで、
承認を求めるのではなく、価値を提供する意識に切り替えることができます。
また、他者からの評価に振り回されないためには、
自分の内側にある思い込みを掘り下げていく「内観」が効果的です。
自分の中にある承認欲求の根っこを見つめ直すことで、外からの評価に依存しない、
本質的な自己価値を見出すことができます🌼
より具体的な実践方法として、「弥生ちゃんの目、ありがとう」「弥生ちゃんの心臓、ありがとう」
「弥生ちゃんの足、ありがとう」というように、自分の体の各部分に感謝の気持ちを向けていきます。
実践において重要なのは、まるで神社やお寺に手を合わせる時のような、
深い感謝と敬意を持って自分に向き合うことです🌈
これは決してナルシストになることではなく、自分を人生の創造主として大切に扱うということです。
また、自分の内側を「大掃除」するという意識も大切です💫
ただし、これは否定的な意味での「掃除」ではありません。
むしろ、自分を大事にする新しい意識を育てていくような感覚で行います。
このように、承認欲求モンスターは意識的な取り組みによって徐々に手放すことができます。
実践し続けることで、周りからの評価に振り回されることなく、自然と周囲との関係も良好になっていきます。
家族関係や職場での人間関係、さらには経済面でもポジティブな変化が現れ始めます。
最後に大切なのは、実践は無理なく続けることです💝
たとえ完璧にできなくても、日々少しずつ自分を認め、大切にする習慣を築いていけば、
必ず人生は軽やかになっていくはずです。