アダルトチルドレンというのは非常に根深く、
ネガティブな自己防衛が強くなってしまう傾向にあります💦
私も両親の離婚を機にアルコール依存症になってしまったアダルトチルドレンですが、
それが私の全てというわけではなく、いわば多重人格の中の人格の1つというイメージです。
人間は誰しも様々な側面を持っているものです。
アダルトチルドレンな側面もあるけれど、周りの人を助ける親切な側面もあったり、
逆にそういった冷静さを失ってしまう側面もあったりと、いくつもの顔が自分の中にはあります。
そのような多面的な自分自身の中で、他人からマウンティングをされて落ち込んだり、
逆に自分がマウンティングをしてしまって後悔したりと、様々な生きづらさを抱えているのです。
しかし、アダルトチルドレンという概念を理解することによって、
このような生きづらさから解放されることができます🌟
生きづらさを感じる時というのは、自分がこうでありたいという願望と現実とのギャップに失望したり、
悲しさや悔しさでモヤモヤした気持ちになり、それが重石のようにのしかかったりしてくるものです。
自分を責めてしまい、自分は価値がない存在だと感じてしまうのです。
また、アダルトチルドレンは過剰な責任感を抱えがちです😰
私も両親が離婚したのは自分のせいだという思いが強くあり、通訳の仕事をしていた時も、
何か問題が起こると真っ先に自分が謝っていました。
こういったアダルトチルドレンの傾向を知って自分を客観視できるようになり、
自分がこう思ってしまうのは仕方のないこと、自分だけではないと思えるようになれば、
自分を責めたり責任を背負い込んだりするところからも抜け出すことができます。
アダルトチルドレンの抱える大きな課題
アダルトチルドレンにとって大きな課題の一つとなるのが、
他人との距離感の取り方です🌿
最初は距離を取るようにしているのに、距離が縮まるとピタッとくっついてしまったり、
逆にくっつきすぎて嫌になり、いきなり距離をあけてしまったり…というように、
人間関係の距離感の取り方が極端になりがちなのです。
これも幼少期に両親との関係、あるいは自分との関係が
うまくいかなかったことが原因となっています。
周りの人に対して、心を完全に許すか、全く許せないかのどちらかになってしまうのですね💧
また、感情の抑圧という問題もあります。
例えば、浮気されていると分かっていても、嫌われるのが怖くて相手にはっきり言えず、
自分の感情に蓋をしてしまって、耐え続けた末に、爆発してしまう…ということが起こります。
自分の感情を抑圧し続けてしまうと、自分のワクワクも感じられなくなってしまいます。
自分の運命の道はワクワクで分かるものなので、その状態のままでは運命の道が開かれず、
頑張っても成功できない人生を送ることになってしまうわけです💥
これは社会の中で女性が抑圧され続けてきたという側面もありますので、
アダルトチルドレンというのは、ある意味、社会的な要素によって生まれたとも言えるでしょう。
そしてもう一つ、コントロールという概念があります。
例えば、あなたの旦那さんが、あなたに相談することなく何かをやってしまっていたとします。
こういう時に、自分の人権を侵害されたような気持ちになったり、
傷ついたりしてしまったりする人は、
英語で言うコントロールフリークという状態に近いです。
自分がコントロールできない状態を受け入れられず、
ガチガチに決まっていないと安心できないという状態がコントロールフリークです😥
全ての解決策は「安心安全を与えること」
このようなアダルトチルドレンの症状の全てに共通している原因は、
「安心安全がない」ということです😱
自分を責めてしまうことも、人との距離感がうまく掴めないことも、
感情に蓋をしてしまうことも、人をコントロールしたくなってしまうことも、
全て心に安心安全がないからなのです。
安心安全がある状態だと、自分を否定したり、
「自分のせいだ」と思ったりする必要がありません。
他人から嫌われる・嫌われないということを考えなくてもいいので、
人との距離感もうまく作れるようになりますし、感情を殺す必要もなくなるわけです。
つまり、自分自身に安心安全を与えてあげることが、
アダルトチルドレンの生きづらさから解放される秘訣なのです💗
では、そのためにはどうすればいいのでしょうか?
よく、安心安全な環境がなかった女性は、安心安全を与えてくれる、
優しくておとなしい男性を選びがちです。
しかし、しばらく一緒にいると、刺激が足りないと感じるようになり、
他の男性と付き合いたいという願望が芽生えてしまうというのが、
アダルトチルドレンの女性が陥りやすいパターンの一つです。
私も過去にやってしまっていました。
それを避けるためには、他人に頼るのではなく、
自分で自分に安心安全を与えてあげなくてはならないのです🌸
そのために私がやってよかったことをお伝えしていきます。
自分で自分に安心安全を与える方法
まずは「自分に許可を出す」ということです。
私は、安心安全は他人からもらわなくてはいけないと思い込んでしまっていました。
「他人から認められなくてはならない」と思っていたからこそ生きづらさがありました💦
しかし、多くの人が真っ先に注意を払うのは自分自身ですから、
他人にとっては、あなたはどう頑張っても二番手止まりです。
ですから、他人の笑顔のために行動し続けていても、
それは他人軸の蟻地獄になってしまうということです。
考えてみていただきたいのですが、
あなたと365日、ずっと一緒にい続けた他人はいるでしょうか?
家族や、介護などをしてくれる方ならいるかもしれませんが、
それ以外ではほとんどいないと思います。
ということは、あなた自身と他人とでは、
どちらが公平な目で自分を評価してあげられるでしょうか?
あなたのことを一番理解でき評価し続けることができるのは、
この世で自分しかいないのです。
ですから、他人というあてにならない存在に
安心安全を与えてもらおうと考えるのはもうやめましょう。
生きづらさを抜け出したいと思うのであれば、
あなたがあなたに最高の安心安全を与え、
誰よりも味方になってあげてください🎀
私も自分を責めたくなるような出来事はたくさんあります。
しかし、自分が自分の一番の敵になるのはもうやめましょう💎
もしあなたがたった一人でいたとしても、
あなた自身だけは365日、ずっとそばにいてくれます。
あなたを一番幸せにできる人、一番頼りになる人はあなたなのです。
自分に一番優しくしてあげよう
初対面の人と会う時、あなたはどんな顔をしていますか?
猫をかぶり、相手から一番良く思われるであろう顔を見せるのではないでしょうか?
一方、旦那さんや子供など、何年も一緒にいる相手ではどうでしょうか?
初対面の相手のようには優しくできず、厳しくしていませんか?
あなたにとって、初めて会う人というのは、いわば人間関係の一番外側の存在です。
外側の相手にはいい顔をするのに、自分という中心や、
その周りにいる家族に対しては厳しくしてしまっているのです。
このことに気づき、それを逆転させてあげましょう。
自分に対して、初対面の人のように優しく接し、
一番いい顔を見せてあげることができるようになれば、
自分で安心安全を作ることができるのです💐
私自身、これをやり始めてから、非常に生きやすくなりました。
以前は猫をかぶり、通訳のクライアントさんから褒められないと
「通訳として私は失格だ」「褒められないと意味がない」と思ってしまっていました。
しかし、そこを逆転させてからは、「自分は最高の通訳だ」と前提として決めているので、
クライアントさんから褒められようが褒められまいが関係ありません。
というより、クライアントさんも自分のお仕事で忙しいので、
通訳を褒めている暇なんてないのです。
だからこそ、自分で自分をきちんと褒めて、大事にしていくことが大切なのです💖
ということで、今日は自分に安心安全を感じさせてあげられるよう、
思い切り猫かぶりして鏡を見て、自分を最強の神様として大切に扱ってあげてください👑
自分を満たしてあげることができれば、自分を責める必要もなくなり、
過剰な責任感であれもこれも自分のせいにする必要もなくなります。
自分との関係が最高な状態だからこそ、他人との人間関係も、
いい距離感を保つことができるようになるのです🌈
本当の意味での、精神的・感情的な自立を生きられるようになってくださいね。
アダルトチルドレンと言われる人には自分のことが嫌いな方が多く、
その原因はインナーチャイルドが癒されていないからということもあります。
そのため、『傷ついたインナーチャイルドの癒し瞑想』についても
学んでいただくことをおすすめします⬇️
https://ogumayayoi.com/article/selflove/p7543/