大なり小なり、誰にでも失敗の経験はありますよね。
この失敗を成功に変えるための手法が、今回お話しする『リフレーミング』です。
リフレーミングの「フレーム」とは、写真のフレームのようなものと考えてください。
そこに「re(もう一回)」という言葉がつき、今起きている現象や体験している出来事を
もう1回カチっと別のポジティブなフレームにはめ込む作業です🎀
言い換えれば、ものの見方や捉え方を意識的にポジティブなものに変えるということになります。
リフレーミングは過去の出来事に対しても使えますので、
過去の失敗からくる自信のなさや自己否定感も、
「どんな自分もOK! 大好き!」に変えてゆくことができます💞
そのための準備運動としてまずお勧めしたいのが、
ポジティブなセルフトークに日頃から慣れておくということです。
自分に対するポジティブな言葉がけに慣れると、リフレーミングもしやすくなります。
リフレーミングのポイント【1】視点を高くする
リフレーミングには色々なやり方がありますが、私のやり方は、
視点を高い位置に変えてみるというもの🌳
いつもの視点からヒューっと意識を上に上げ、高い視点から物事を見てみるのです。
高い視点を表す言葉は、「宇宙の視点」や「神様の視点」など、どんな言葉で表現しても構いません。
そして、いつもの視点と高い視点の違いは、いつも使っている地図アプリで簡単に体感できます💫
表示させた地図をどんどんズームアウトして「引き」の目線にしていくと、
見える地域がどんどん広がり、高いところから地図を見ることができますよね。
これが、「高い視点から見ている」状態です。
逆にズームインすると見える範囲が狭まりますが、これはいつもの視点、
またはさらに狭まった視点から見ている状態です。
地図アプリで実際に両方を試してみることで、体を通して潜在意識にも違いを覚えさせることができます⭐
リフレーミングのポイント【2】距離感
視点を高くすると、自分の視点と対象物との間に距離が生まれます。
名著『7つの習慣』の著者であるスティーブン・R・コヴィー博士も、
「冷静さを保ちたいのであれば、現象と自分自身との間の距離を保ちなさい」と言っていますが、
対象物と自分を癒着させず距離を保つことは、あらゆる問題を解決に導く力を持っています。
例えば仕事と自分との間に距離がなく、
小さな失敗でも自分に「無能」のレッテルを貼りつけてしまいがちな方は、
ぜひリフレーミングで仕事と自分の間に距離を置いてみてください💻
すると、失敗した自分をダメだと思うのではなく、高い視点から根本原因を理解し、
改善点を見出すことができるはずです。
このように、今目の前にある出来事や過去の出来事のリフレーミングを続けると、
あなたの人生は激変していきます💐
リフレーミングのポイント【3】俯瞰する
高い視点から物事を見るとは、言い換えれば「俯瞰する」ということ。
自分を整えれば整えるほど、内観すればするほど俯瞰しやすくなり、
俯瞰する距離が広がれば広がるほど人生は楽になります💗
人生とは、地球ランドで自分が作っている映画のようなもの。
映画をスクリーンの真ん前で見ていれば、
全体像が見えず怖がったりパニックになったりするばかりで心の余裕が持てず、
自分の価値を見出すことも難しいでしょう。
でも、全体像が見えれば怖がる必要はないと分かるので、人生が本当に楽になるのです😊
リフレーミングのポイント【4】目を閉じる
もう一つ大事なことは、リフレーミングの時に目を閉じることです🌠
目を開けたままリフレーミングすると、目に見えるものについ引っ張られてしまうからです。
しかし、私たちに見えている現実とは、
過去の経験から自分が作り出した設定を映し出したものに過ぎません。
目を閉じた状態でリフレーミングすることで、過去の人生の延長線上で生きるのではなく、
過去から完全にクォンタムリープ、つまり次元をジャンプすることができるのです❗
リフレーミングの質は、目を閉じるのと閉じないのでは間違いなく変わります。
目を閉じた時に見える暗黒のキャンパスに、ぜひ、望む未来を自由に描いていってくださいね。
リフレーミングで大成した成功者の実例
失敗を最終的に大成功に変えた事例をいくつかご紹介しますね。
一人目はウォルト・ディズニーです。
ウォルトがディズニーランドのアイデアを持ち込んで断られた銀行数はなんと200行!
しかしウォルトは、何度断られても決して挫けず、死ぬまで夢の実現を諦めませんでした🌸
二人目は掃除機で有名なダイソンの創業者、ジェームス・ダイソン。
サイクロン式掃除機開発の過程で作った試作品は5年間で5,126台。
開発資金の捻出のため経済的な苦境に立ったこともあったそうですが、
彼もまた決して諦めずに開発を続け、世界初のサイクロン式掃除機を完成させました🌼
もう一人はトーマス・エジソン。
白熱灯の発明に成功した際の記者会見で
「よく一万回も失敗してめげませんでしたね」と嫌味を言われたのに対し、
「私は失敗など一度もしていない。うまくいかないやり方を一万通り発見しただけだ」と答えたというのは
有名な話ですが、
「失敗」ではなく「うまくいかない方法」を一万通り発見しただけという考え方は、
リフレーミングの最高傑作だと思います✨
失敗を成功に変える究極のコツ
私自身、無職な上に所持金6円、なおかつ親から絶縁されたどん底の時は、本当に苦しかったです。
しかしその体験があったおかげで、こうして自分の会社と受講生のみなさまの引き寄せ総額が
300億円を超えるところまで来ることができました。
そして今、引き寄せだけで誰もが億万長者になれるシステムの実現に向かって動いています。
批判されることもありますが、夢を実現し成功した先人たちに倣い、
決して諦めずに成功させるつもりです。
つまり「成功」とは、諦めず続けた先にあるもの💝
そして諦めないコツが、今回お話ししてきた『リフレーミング』なのです。
リフレーミングこそが、人生を今ここから大成功に導く土台となります。
失敗を恐れず、リフレーミングを活用して人生を大成功に導いてゆきましょう❗