現代のテクノロジーは、私たちの思考や行動を驚くほど正確に検出し、
個人化された情報を提供するようになっています。
多くの人がYouTubeで健康情報を一度検索しただけで、
関連する健康情報が次々と表示されるという状況を経験しています。
これは、意識の誘導と分断の加速に繋がる重要な問題です。
特筆すべきは、AIが私たちの思考や感情までも検出できる段階に達していることです🌟
「そろそろダイエットしなくちゃ」「英語の勉強を始めたいな」といった、まだ言葉にしていない思いつきが、
すぐに広告として目の前に現れる。この不思議な現象は、もはや日常的な出来事となっています。
パーソナライズされたアルゴリズムは、私たちを自分だけの情報の世界へと引き込んでいきます💻
スマートアシスタントやGoogleHomeなどのデバイスは、
会話の内容や行動パターンを分析し、学習しています。
例えば、特定の曜日にピザを注文する習慣があれば、その時間帯にピザの広告やレコメンドが表示され、
無意識のうちに消費行動が固定化されていくのです。
さらに企業は、脳波や視線追跡技術を活用して、ユーザーの広告への関心度をリアルタイムで判断し、
より効果的な広告表示を研究しています。
特にTikTokやInstagramのリール、YouTubeのショートなど、短い動画コンテンツは、
私たちを飽きさせることなく次々と消費させる仕組みになっています💫
その結果、必要な情報が何だったのかを見失い、
自分の意図しない方向へと流されていく危険性が高まっているのです。
このようなテクノロジーによる個人化された情報は、私たちの人生に大きな影響を及ぼします。
一度の検索や反応が、その後の情報提供を決定づけ、私たちを特定の方向へと導いていくのです🌿
この現象は、人生における重要な分岐点となり得ます。
「あり天国」と「あり地獄」の分かれ道
情報のループは、私たちの人生を大きく左右する分岐点となっています。
良いものであれば「あり天国」となり、望んでいないものであれば「あり地獄」となってしまうのです。
この現象は、私の通訳者としての経験からも痛感しています。
かつて通訳の仕事で、ITの通訳者として評価されたことがきっかけで、
3年もの間ITの仕事しか回ってこない状況に陥りました。
本当はセミナーの通訳をしたかったのに、一度の仕事がその後の方向性を決定づけてしまったのです💦
一方で、ある通訳仲間は国際会議の華やかな舞台に一度立った後、
次々と同様の仕事を得て「あり天国」を経験しました。
私の経験は通訳業界だけにとどまりません。
アドベンチャーレースの世界でも同様の現象を体験しました。
一度参加すると次の大会の案内が来て、
「今回は1位を取れなかったから次は」という思いで7年間も没頭し続けました。
体力と精神力は鍛えられましたが、貯金はできないという「あり天国」と「あり地獄」が同居する状態でした。
現代では、この現象がさらに加速しています。
KPOPのゴシップ記事を一度クリックしただけで、
気づけば1時間もKPOP情報に没頭してしまうような事態が起こります。
YouTubeやTikTok、Instagramのショート動画は、私たちを際限なく情報の渦に巻き込んでいきます。
一見同じように見える選択肢でも、右を選ぶか左を選ぶかで、
人生は「あり天国」にも「あり地獄」にもなり得るのです🌸
自分軸を持つことの重要性と内観の必要性
2025年を迎える前に、私たちに必要なのは徹底的な内観と心の大掃除です💘
「あり天国」と「あり地獄」の分かれ道に立つ時、真の自分の声を聞き、
無意識のメンタルブロックを外していく作業が、これまで以上に重要になってきています。
人間には、目にしたものに強く影響を受け、それを欲しくなってしまう性質があります。
これは特に現代のデジタル社会において顕著で、
スマートフォンやパソコンの画面を通じて次々と表示される情報や広告によって、
私たちの欲望が絶え間なく刺激され続けています。
そこで重要になってくるのが、自分の声を聞く時間を作ることです⏰
朝一番に目を閉じ、自分が望むものは何かを見つめ直すことこそ、
宇宙が私たちに伝えたい重要なメッセージなのです。
かつての私たちと広告との接点は、電車の中の吊り広告やテレビCMなど、まだ距離がありました。
しかし今では、スマートフォンという形で常に私たちのポケットの中に存在しています。
だからこそ、瞑想が必要です。
自分のインナーチャイルドを癒し、シックスヒューマンニーズを満たしてください💗
人の笑顔を求めすぎて中毒になってしまうのは、自分のニーズを満たせていないからです。
外に青い鳥を探して幸せを追い求めるのではなく、まずは自分と向き合う時間を大切にすることが、
これからの時代を生き抜くための重要な鍵となります。
大量消費社会から適量生産時代へのシフト
2025年に向けて、私たちの社会は大きな転換期を迎えています。
これまでの時代では、大量生産・大量消費の市場経済の中で、
大企業が私たちの消費行動を誘導してきました。
その結果、多くの会社員が大量生産に追いつくために働き過ぎ、ワーカーホリックとなってしまいました。
この状況は、家庭生活にも大きな影響を及ぼしています。
「旦那さんはいない方がいい」「留守がいい」といった言葉が生まれてしまうほど、
家族との時間が失われてきました。
本来なら、結婚した二人がずっと一緒に過ごせる家族の時間を大切にできるはずなのです💕
これからは適量生産・適量消費の世界へと移行していく必要があります。
自分を内観し、シックスヒューマンニーズを自分で満たし、インナーチャイルドを癒すことができれば、
無駄なものを買いたいという欲求は自然と減少していきます🌈
次から次へと消費を繰り返したり、より大きなものに乗り換えていく必要性を感じなくなるのです。
アメリカで生まれた大量生産・大量消費の波は、確かに地球破壊という問題を引き起こしました。
しかし今、メルカリのようなリサイクルや循環経済の流れが生まれています。
私たち一人一人が本当に必要なものだけを選び、長く大切に使っていけば、
地球も自分も守れる世界が実現できるのです💐