人体は実はすごい自己治癒能力を秘めている
人間の体は、実はとんでもない自己治癒能力を持っています。
その能力を最大限に発揮していくために知っていただきたいのが、
いわゆる「脳内物質ホルモン」と呼ばれるものです🌼
これらを生成することにより、体の痛みが軽減されたり、症状が軽くなったり、
そもそもの原因がなくなったりということが証明されています。
脳内物質は100個以上の種類がありますが、その中でも速効性があり、
日常生活を変えるだけで幸せを体感しやすくなる4種類について解説していきます🎶
この4つを自分で自由に作れるようになるだけでも、
自分自身の人生をかなり好転させることができます。
自己治癒ホルモン①ドーパミン
これは快楽物質とも呼ばれており、すごく楽しいことをしている時や、
目標を達成した時、褒められた時などに分泌されます。
やる気を出してくれるものでもありますので、「最近やる気がない」という方は、
ぜひドーパミンを放出することを意識してください。
ドーパミンの面白いところは、一度放出されて「楽しい!」と感じると、
脳がそれが癖になってしまって「よし、またやってやろう」という気になるところです。
ですので、ドーパミンを自分でコントロールできるようになると、
三日坊主を脱出して続けられる自分になることができるのです⭐
「ダイエットが続かない」「勉強が続かない」というような人は、このやり方をぜひマスターしてください。
ドーパミンの出し方のコツ
ドーパミンの出し方はとても簡単です。
楽しいことをしている時に出るので、やりたいこと自体を楽しいことに変えてしまえばいいのです。
褒められた時にドーパミンが出るので、継続したいと思っている行為を自分で褒めてあげましょう💞
例えば英語をマスターしたいのであれば、勉強した後に自分をたくさん褒めてあげるということです。
褒めるのが照れくさくてできないという方は、好きな食べ物などを報酬として用意して、
できた時に「よかったね」と言って食べるやり方がおすすめです。
私も通訳の勉強をしていた時、報酬として麩菓子を目の前に置いておき、
「勉強したら食べられるから頑張ろう」としていました。
そうすると、麩菓子を食べている時にドーパミンが出るので、パブロフの犬のように、
勉強と麩菓子が脳の中で結びつくのです。
また、自分自身だけでなく、あなたが誰かに褒め言葉をたくさんかけてあげることによって、
その相手もドーパミンが出るようになります。
誰かと一緒にいたい時には、ぜひ褒め言葉をたくさんかけてあげてください。
もちろん、自分のことが好きになりたいなら、
自分に対してもたくさん褒め言葉や感謝の言葉をかけてあげましょう✨
なお、ドーパミンはやりすぎるとジャンキーのようになってしまうので注意が必要ですが、
日常の中でやっている程度であれば、そこまで過剰になることはないので大丈夫です。
自己治癒ホルモン②セロトニン
セロトニンは幸福感をもたらしてくれる脳内薬局成分です。
セロトニンは腸の中で多く作られるので、腸活をすると幸せを感じやすくなります🍀
善玉菌が増える食べ物を食べたり、お腹の上からマッサージをしたりしてみましょう。
お手洗いに行った時に、お腹を優しくさすってあげたり、少し圧をかけて押してあげたりすることで、
幸福感を感じやすくなります。
セロトニンの原材料はタンパク質であり、合成する時にビタミンB6も使われます。
ですので、動物性・植物性のタンパク質と、
玄米・レバー・マグロやカツオの赤身などビタミンB6を含む食材を一緒に取るのがおすすめです。
セロトニンは噛むことで活性化されやすくなるので、よく噛んで食べるようにしてください💋
また、日光を浴びることによってもセロトニンが出やすくなります。
朝にセロトニンが分泌されると、一日中セロトニンが出やすくなるので、
朝日を浴びることを日課にしてみてください。
曇っていても大丈夫です。
さらに、運動もセロトニンの分泌を促します。
運動が幸福を作るというのは本当に多いので、運動習慣がない方も、散歩からで構いませんから、
ぜひやってみることをおすすめします🎶
自己治癒ホルモン③オキシトシン
オキシトシンは愛情ホルモンとも呼ばれ、女性が出産をした後に感じる母性のホルモンです。
例えば赤ちゃんを抱っこしている時などにこの愛情ホルモンが分泌されることにより、
親が子供を育てるという仕組みができていきます。
オキシトシンは、私たちにとって諸悪の根源である、不安や心配を緩和してくれる働きがあります💖
悩み事を解決する上では必須のホルモンなので、ぜひ完全マスターしていただきたいと思います。
出産しなくてもオキシトシンを感じることができる方法はたくさんあります。
まず1つはスキンシップです。
ハグをしたり、手を繋いだり、肩を叩いてもらったりと、
どんな形でも肌と肌が触れ合うことによって、オキシトシンがどんどん分泌されます😊
スキンシップの相手は動物でも大丈夫なので、
ワンちゃんや猫ちゃんなど温かみのあるペットを撫でてあげることでもOKです。
また、マッサージを受けるという形でも同じ効果が得られますので、
相手がいない場合は試してみてください。
自分自身を抱きしめてあげたり、
お風呂で愛情を込めてセルフマッサージをしてあげたりしてもオキシトシンが出ます。
さらに、自分と同じような価値観を持っている仲間とコミュニケーションをとると、
オキシトシンが出やすくなります🪻
気を使わないで話せる相手と話して、ほっと安心することで、
オキシトシンの分泌を意識してみてください。
自己治癒ホルモン④ベータエンドルフィン
エンドルフィンにはいくつかの種類があるのですが、ベータエンドルフィンは集中力を高め、
ストレスを軽減してくれます。
これが分泌されるのは、思い切り笑っている時です😊
YouTubeなどで面白いものを見たり、誰かと冗談を言い合ってゲラゲラ笑ったりしてみましょう。
また、恋愛感情などで心がときめいている時にもエンドルフィンが出ます。
実際に恋愛をしていなくても、ドラマなどを見てときめく気持ちを感じるだけで分泌されます。
ツインレイを探し求めている方もいらっしゃるかと思いますので、
そういう方はどんどん積極的に恋愛をしていくのがいいと思います。
幸福感にもいろいろありますが、エンドルフィンは高揚感に近いものを与えてくれます。
実は運動してランナーズハイみたいな状態になっている時にもベータエンドルフィンが
分泌されています。
先ほども運動の話をしましたが、
日常の中に運動を入れることで、とても幸福感を感じられるようになるのです🍀
自己治癒能力を高め、悩み事をすっきり解決していくためにも、
ぜひ日常的に運動をするようにしていただくのがおすすめです。
足が不自由な方は、腕を振っていただくだけでも同じようにランナーズハイになることができますし、
逆に腕が不自由なら足を動かすだけでも構いません。
一番ベータエンドルフィンが出やすいのは有酸素運動なので、エアロビクスなどもおすすめです。
脳内薬局フル活用のモーニングルーティン
朝の時間に、日光を浴びながら、軽いジョギングや散歩、ラジオ体操などを行っていただくと、
4つのホルモン全部を朝から活発化させることができます🌈
そして軽い運動を終えた後に「よくやったね、頑張ったね」と自分を褒めてあげると、
気分が高揚した状態を一日保つことができます。
ジョー・ディスペンザさんによると、これを4日間繰り返すと、
50%も自己治癒能力が上がるとのことです。
これは絶対やった方がいいですよね
では、脳内薬局をフル活用する朝の過ごし方をまとめてみましょう🌞
私は朝起きてすぐに瞑想しています。
私の場合は40分やっていますが、1分でも大丈夫です。
眠い状態のまま、目をつぶって自分の理想を描きます。
宇宙儀式ができる方はぜひやってください。
その後、日光を浴びながら軽い運動をします。
ラジオ体操、筋トレ、腿上げなど、自分のやりやすいもので構いません。
脂肪燃焼したい場合は20分以上の運動が必要ですが、
ホルモンの分泌のためであれば10分くらいでも十分です。
その後、朝ご飯を食べます。
そうすると高揚感が高まるので、その高揚感を一日中維持できるよう、
自分の行動全てに褒め言葉をかけ、ドーパミンを出し続けるようにしてください。
これを4日間続けることで、心配も不安も吹き飛ばすことができます。
幸福に包まれた状態を打ち上げ続けることができれば、情報フィールドが書き換わり、
あなたの自己治癒能力が5割増になります💓
ぜひマスターして、脳内薬局をフル活用していってくださいね。